平成30年度新入社員意識調査結果を公表しました
掲載日：2018年05月10日 09時00分

毎年開催しております「新入社員セミナー」参加者を対象に、新入社員意識調査を実施しています。本年の調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。（詳細は、下のボタンからダウンロードしてご覧ください）。

～今年の新入社員のタイプは～

１．豊かで幸福な家庭の実現を求める新入社員

・「幸福な家庭を築きたい」「お金を貯めて豊かな生活をしたい」とする割合が全体の46.3％を占め、「自分の能力を発揮できる生き方をしたい」とする割合は減少傾向にある。(問1)
・また、仕事については「仕事と家庭のどちらも重視」する割合が前年比3.3ポイント増加している。(問2)
・定年まで働きたいとする割合が46.8％で半数近くに上る一方、適正や条件など事情によっては「転職したい」とする割合も46.4％とほぼ同じ割合となっている。(問4)
・出世については「人並に出世したい」とする割合は44.4%となっている。「特に何も思わない」とする割合が前年比で5.4ポイント増加し、「経営者や役員を目指したい」とする割合は15.5%で低下傾向にある。(問7)

　自分らしいライフスタイルと豊かで幸せな家庭の実現を最優先に考えている。

２．ゆとりある生活のために仕事を求める新入社員

・徳島県の企業に就職した理由では、「生活面でゆとりができるから」とする割合が前年比5.6ポイント増加し、23.4%で第1位となり、「郷土愛」や「適正」で選んだ割合とほぼ同じ割合となっている。(問5)
・会社に望むこととしては、「希望日に休暇を取得」が前年比7.7ポイント増加し31.1%で第1位、第2位が「適正な賃金」の27.0％となった。一方で「長期安定化雇用」を理由とする割合が3.7ポイント減少し10.9％となるい、労働条件を重視している。(問8)

　ゆとりある生活の実現のため、待遇面に関心をもって職業選択をしている姿がみえる。

３．仕事や職場に不安をかかえ、親身になったサポートが必要な新入社員

・仕事や会社について「楽しみ」とする割合が減少傾向にある中、「適正への不安」「人間関係への不安」「環境への不安」の割合が65.8%となっている。(問10）
・上司に対しては、「丁寧に指導してほしい」(64.2%）と希望しつつも、仕事、職場での悩みや不安については、「職場以外の先輩や友人」(34.3％）や「家族」(28.8％）に相談するとするなど、職場以外に相談相手を求めている。(問9，11)
・自信のあることの上位は「誠実性」「協調性」「忍耐力」となっている。一方、自信がない項目としては「決断力」「コミュニケーション力」「積極性」をあげている。(問12)

不安を持ち、課題解決に必要とされる能力に自信のない姿が見られ、家族や親友のような、親身で丁寧なサポートを必要としている。